6月20日。
88歳になる竹細工の先生と待ち合わせをして
一緒にバスに乗り目的地である
ヒトキタシャベル!のフィールドへと向かい
ました。
長年繋がりが途絶えていたが関係が
再び繋がりだしたことで、
不思議なご縁が生まれ
ヒトキタシャベル!の活動に先生のご協力を
いただけることになりました。
ヒトキタシャベル!のフィールドには
畑、竹林があります。
周囲には100本以上の種類の違う紫陽花が
植えられており、多くの草花を楽しんだり
新緑や紅葉を眺めたり、鳥の囀りも聞くことの
できる場所です。
今回はその竹林の竹を活用し「竹ベンチ」の
試作品を作りに先生が来て下さいました。
普段は仙台七夕後の竹を使い作品を作られ
ているそうです。現在は仙台市内2箇所で
教室を開催されています。
この日。
実は 88歳の初チャレンジの竹ベンチ作り
でもありました。
先生の竹を切る姿がどこかワクワクしている
様子が伺えました。
竹林に登る。
竹を切るだけでも全身の運動。
体力作りにも繋がります。
健康教室等で座って行う体操をするより、
遥かにこちらの方が楽しんで活動ができる
方もいらっしゃることでしょう。
竹の長さを合わせたり手だけではなく
頭も使いながらの作業です。
1日目は雨が降ってきて途中で作業を中断。
「明日も来て作っても良いかな!?」と熱がこもった口調。
2日目は私が付き添えないため、ヒトキタシャベル!メンバーに
呼び掛けて、自宅にいることの多い70代の男性にお手伝いを
いただくことができました。
製作2日目にて 「完成!!」
新たな人と人の出逢いが生まれて。
会話が生まれて。
新たな生きがいをお手伝いすることができて。
竹ベンチ作りを通して、各々にプラスとなっていることが
生まれているのを実感しました。
先生はテレビゲームが普及し子供達が家の中でばかり
テレビゲームをしているということに対して
子供が外に出て遊ぶ機会が増えるようにと想い、
子供向けの竹細工教室を開催するようになったそうです。
そして高齢者の増加にともない高齢者にも外に出てきて
もらいたいという想いが湧き、大人向けの竹細工教室を
今度は開催することになったという経緯をお話して
くださいました。
どこかヒトキタシャベル!と先生との想いが共通している
のです。
そして先生にとってヒトキタシャベル!の竹林が活躍場所のひとつに
なりつつあるのです。
一般社団法人ひときたしゃべる
あらゆる人と人が 「育みあい」「活(生)かしあい」「繋がりあい」 最期まで楽しさと笑顔のある暮らしのために
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