ー「人」と「環境」との繋がりー を終えて

11/27 開催    ー 「人」と「環境」との繋がりー

【オープニング】
ヒトキタシャベル代表の阿邊より
ヒトキタシャベルでの光景を撮影
した写真を会場の皆様にご覧に
なっていただきながら、今回の
講演会の経緯と取り組みについて
お話をさせていただきました。


【太白山自然観察の森 
                  自然観察センター 近藤晋也館長】
      「太白山自然周辺の環境と
                                    私たちができること」

 仙台市近郊からも見ることができる太白山。
 太白山には四季折々の植物が生息し緑に生
える可愛らしい花も生息する。週末のガイ
ドウォークなどのイベントには、やっと
歩けるようになったお子さんもご高齢の方
も幅広い年代の方が参加しているそう。
自然環境における「保全」と「保存」と
いう言葉について。
似ているようだけれども価値の置き所が
相違する言葉であることに会場皆様も
初めて知る方多かったのではないで
しょうか。
緑が誇れる街仙台。まずは自分の住んで
いる森のことを知ることからはじめま
しょう とメッセージをいただきました。



【丹野 智文さん】 
   「 認知症と共に生きる 」
 
当事者やその家族は兎に角不安。
周りは怒らないで欲しい。
そして行動を奪わないで欲しい。
当事者は自信を持つことが大切なのです。
お互いが理解し合い、支え合える「環境」
が必要なのです。

だから…
自分のことを周りにオープンにした。
そして分からなかったら皆んなに聞いた。
そうすることによりみんなに支えられた。

周りの「環境」さえ良ければ笑顔で過ごせる。
そして「人と人との繋がり」が笑顔にしてくれた。

会場のおひとりおひとりが丹野さんを見つめ
おひとり、おひとりの胸の中で、生の声を受け
止めていらっしゃったのが伝わってくる会場
の雰囲気でした。


 

【トークセッション】
 偶然にもゲストのお二人は同じ学校を卒業
されているという繋がりがありました。

「障害などをお持ちの方や施設で暮らす
あらゆる人が垣根なく集える環境(イベント
・場)」について

「どうせ無理」「どうせできない」
「危ないからやめた方が良い」などという
子供や大人への言葉について

などにも触れながらお二人の視点よりお話
を伺いしました。


風を感じたり、緑を見ることで私たち人の心が
癒されたり元気付けられることがあるという
ことを改めて見つめ直すことができた時間にも
繋がったことでしょう。




   ー 撮影協力 ー
   photoglapher
        Yoshihiro Mega

一般社団法人ひときたしゃべる

あらゆる人と人が 「育みあい」「活(生)かしあい」「繋がりあい」 最期まで楽しさと笑顔のある暮らしのために